こんにちは。グランド工房相模原店の小森です。
段々気候が安定してきて、過ごしやすくなってきましたね。
我々外構業者は外で仕事をすることも多いので、この時期はとても元気がよいです。
さて、本日は先日施工が完了した、相模原市のご新築外構工事をされたO様邸のご紹介です!
完成写真がこちら

開放的でシンプルな色合いのご新築外構です。
商品色や形状はシンプルに、お家の印象を邪魔しないように設計を進めました。
今回はお庭部分は手を付けず、これからご自身で天然芝を貼ったり、樹木を植えたりされるそうで、今後が楽しみな工事になりました。

〜before〜
ここ一帯の分譲地には地役範囲線という、周辺住民の方がある目的のために施主様の土地を利用できる範囲が設定されていて、その範囲外にお家を建てることが条件となっていたため、通常のお家よりも外構面積が広めになっています。
玄関ドアと掃き出し窓が同じ面に設定されているお家で、車庫とお庭、両方を同じ空間に設計する必要がありました。
上記はわかりやすく注意しなければならないポイントですが、他にも、境界ブロックの所有者はどちらの物なのか、物置等高さのある製品を施工する際の日照権は確保されているかなど、見落としがちなポイントもあったりします。

大きなアールを描きながら玄関へと誘導するアプローチと車庫。
お車2台を敷地内に停めつつ、来客はなるべく道路近くで応対したいということで、門まわりも道路に寄せ、やんわりと窓への視線をカットするために、車庫をお庭寄りに設定しました。
コンクリートはかなり自在に形を変えることができます。
仕上げ方法でも見た目に差を付けることができるのでよいですね。

黒いL字のポールが見えますでしょうか?
実はこれ機能門柱なんです。
オンリーワンクラブという特殊な製品をたくさんラインナップされているメーカー様の、「ELLY」という門柱で、なんと正面の幅は50mm!
門柱の中では最も薄いと思います。
かつ、表札となる部分がL字に施されているので、無駄に面積を取りません。
高さも2mあるので、ほとんどのお車はこの下を通って入庫できます。

業界初のアルミ製の幕板(床材を固定するための縁に付いている黒い板)を使用した、三協アルミ様のヴィラウッドという商品です。
ウッドデッキは木の雰囲気を残しながら高耐久性を持っているという良さがあり、柔らかい雰囲気がメインでしたが、今回はシャープな黒が入ることで一気にかっこいい雰囲気に。
アルミ製の為熱変形も起きづらく、一目置かれる存在となりました。
以上になります。
広い敷地では何を優先するかで外構工事の完成度に大きく影響が出ます。
外構業界には法律や安全性における制約があまりなく、希望すれば城のような計画をすることも不可能ではありません。
どこから手を付けてよいかわからないという方は、一度ご相談頂けると良いかと思います。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
ありがとうございました。
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