みなさんこんにちは。グランド工房相模原店の小森です。
雨が降ったりやんだりとスケジュールが思うようにいかない日があることと思います。我々外構業者は天候が命なので、毎日神頼みするような気持ちで晴天を願っています。
さて、当社ではお客様のご要望を聞くヒアリングと呼ばれるステップを踏んだ後、現地調査と呼ばれるお客様の自宅に伺い、構造物の計測や敷地状況の確認をするステップに進んでいきます。
そこで今回は、現地調査では実際どんなことが行われているのかをご紹介しようと思います!
この記事によって少しでも外構工事について知識が深まって頂けたら幸いです!
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現地調査ではまず、アポイントメントを取った日付、時間帯に合わせてお客様のお家に伺います(この際プライバシーの問題がなければご不在でも構いません)。その後、敷地にお邪魔して主にメジャーを使ってお家の形、構造物、境界線までの距離等を計測していきます。この計測がプランを作成するうえで非常に重要になります。特にウッドデッキやフェンスなどの金物製品は数センチのずれが施工不備につながることもあるので、時間をかけて計測していきます。
そして次に、敷地の高さ関係を調べていきます。使う道具はこちら
この機械はレベルと呼ばれるもので、三脚に取り付けて使用します。なるべく水平な位置にレベルを設置し、別の機械を用いて計測位置が基準とした位置からどれくらい高低差があるかを計測します。
この計測も非常に重要で、勾配計画や階段を作る際は何段分になるのか、ウッドデッキを作る際は窓から何センチ下がったところに床があるのか等、人が快適に過ごしていくために必要な数値を拾っていきます。
ここまで終了したのち、最後に敷地や敷地周辺の写真を撮っていきます。
ここで撮影された写真は、特に先輩や別部署の方と相談する際に役立ちます。現場を全く知らない方でも的確なアドバイスができるようになるべく多く、色んな角度から撮影していきます。
これで現地調査は終了になります。工事内容の規模にもよりますが、概ね1時間程度で計測が完了することが多いです。
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いかがだったでしょうか?
ご近所で知らない人がうろうろしているな~と思ったら、不審者を怪しむちょっと前に外構業者かな?とふと頭によぎってくれたら嬉しいなと思います。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!ありがとうございました。