こんにちは、グランド工房佐賀店の月原です。
今回はコンクリートの白華現象のお手入れについてご紹介したいと思います!
まず白華現象とは、コンクリート製品やレンガなどの表面に、白い粉状の物質が付着する現象のことです。
セメントを使用した場合、特に冬季や、湿度が高い自然環境、作業環境で発生しやすくなります。
これはセメントに含まれるアルカリ・カルシウム成分が、雨などにより染み込んだ水と共に表面に浮上し結晶化したもので、根本的な抑制・回避方法がありません。
しかし白華現象は、製品の欠陥ではなく耐久性は損なわれないためご安心ください。
それでもコンクリートやレンガが白くなっていると気になりますよね…
この白華、実はアルカリ成分のため、希釈酸(サンポールなどのトイレ用洗剤を100倍ぐらいで薄めた物)で除去できるんです!
まず薄めたサンポールを用意します。
濡らしておいた白華部分を、薄めたサンポールを付けてブラシで擦って、、、
水で流すと、、、綺麗!
もっとわかりやすいビフォーアフターです↓↓↓
ブラシで擦るだけでは取れない場合、マイナスドライバーなどで表面を削ると取れやすくなりますよ◎
セメント内のアルカリ・カルシウム成分が表面に浮上しきってなくなると、
白華現象がおさまる時期がいずれ訪れます!!白華が気になるのも初めのうちだけです。
ご自宅のコンクリート製品やレンガの白華現象が気になられている方は、簡単な作業なのでぜひ試してみてください☻
作業の際はサンポールが洋服などに付かないようご注意を!