みなさんこんにちは、グランド工房佐賀店の月原です!
最近は連日猛暑。夜も熱帯夜で寝苦しい夜が続いていますね。。。
屋外でも室内でも熱中症、脱水症には注意が必要です。
こまめに水分、塩分を摂取していきましょう!
東洋工業さんの福岡ショールームが今年で一周年を迎えられます㊗
一周年を記念してイベントが開催されており、私も研修でお伺いさせていただきました!
コンクリートブロックの施工体験と新商品・ショールーム見学をさせていただき、
今回は施工体験についてご紹介しようと思います。
コンクリートブロックの中には縦と横に鉄筋が通っており、
鉄筋を固定しブロックと一体化するために、ブロックの穴にはモルタルが充填しています。
またブロック同士の接着剤としてもモルタルが使われています。
今回の施工体験では、[モルタル練り][ブロック積み][モルタル充填][ワイヤー固定]のブロック積みに必要な工程すべてを体験させていただきました。
モルタルはセメント:砂=1:2.5の割合で混ぜ、耳たぶの硬さくらいになるまで水を入れて練ります。
水の量は季節や天候で変化し、職人さんは経験と勘でその都度、量を調整してくださっています。
実際の現場だと全く足りないくらいの少しの量でも、手で練るには力が必要でとても大変な作業でした。
練ったモルタルをブロックの上に置いていきます。
金ゴテを使って柔らかいモルタルをブロックの縁に置く作業は簡単そうに見えてとても難しく、
綺麗にブロックを積むには経験が必要だと感じました。
モルタルの上にブロックを並べて置き、ハンマーで叩いて水平にします。
ここでしっかり水平にしておかないと歪んだブロック塀になってしまいます。
ブロックの穴にモルタルを入れて充填させます。
先ほどと同じ金ゴテで穴の中スルッとモルタルを入れる作業は、初心者にはとても難しいものでした。
モルタルを入れるときは勢いよく入れることで、
空気が入らずモルタルがしっかりと充填した強度の高いブロック塀になります。
横筋を置き、縦筋と横筋をワイヤーで固定します。
本来はブロックの溝に横筋を置きますが、今回は体験作業がしやすいように高い位置で行っています。
横筋と縦筋が交差する場所にワイヤーをかけ、クルクル回して固定するのですが、これが意外と難しいのです。
一か所ずつ手作業で固定していくため作業のスピードが重要になってきますね。
ワイヤーで固定し終わったら、横筋をモルタルで埋めてブロック一段分の作業終了です。
今回は横幅ブロック4個分の一段だけの施工体験でしたが、
大量のモルタルやブロックは重く、力や作業の綺麗さ、スピードが必要で、
暑い日も寒い日も関係なく、屋外で今回よりも大きなブロック塀を作られている職人さんには、
改めて尊敬と感謝の念を忘れてはならないと感じました。
このような体験をさせてくださった東洋工業さんありがとうございました!貴重な体験ができました◎
次回はショールームで見た商品についてご紹介します!