みなさんこんにちは!
グランド工房 横浜北店の竹田です。
前回に引き続き、現場研修期間で学んだ驚き!
をお伝えしようと思います。
今回は左官工事についてです。
左官職人さんのコテ捌きは目を見張りました…。
どんな風に仕上がるのか、ぜひ見てみてください♪
まずは今回塗る壁をご紹介します。
ブロックで積まれた壁です。
ブロックは中が空洞になっているので
自重で倒れにくく、施工も簡単になります。
また中に等間隔で鉄筋を配筋しているので、強度は十分です!
この壁に、まずはモルタルで下地をつくります。
モルタルを二度塗りすることでより表面を綺麗にすることができます。
コテでモルタルをとり、壁に塗っていくのですが…
早い!綺麗!職人技を見ることができました。
左官工事をされる機会がありましたら、お家の中から覗いたり、
職人さんに声をかけて是非その技を直接見てみてくださいね!
モルタルの下地が完成しました。
ブロックが積まれているとは思えないくらい、綺麗な壁になりました。
十分綺麗なのですが、ここから仕上げを塗っていきます。
モルタルの下地が乾いてから、ジョリパットという化粧材を塗っていきます。
こちらも二度塗りをするので、まずは下地から。
ジョリパットとは塗料のようなもので、
ペンキや絵の具に近く、色展開も様々です。
骨材を入れて、表面に凹凸を出して仕上げていくのですが、
仕上げは職人さんのコテ捌きによって味が変わっていきます。
サンプルや写真を見てこの柄が良いけれど、
「もっと激しめがいい!」「もっと大人しくしたい…」
と感じた方は是非一度プランナーにご相談ください。
職人さんとどのように仕上げるか、一緒に決めていきましょう!
さて、下地が塗り終わりました。
塗りたてと、乾燥後では少しだけ色の変化があります。
ジョリパットは乾くと少し色が濃くなるので、
施工中と施工後では少し印象が異なるかもしれません。
そして残念なことに…
こちらの現場の完成写真を撮ることができませんでした…すみません…
代わりに、別の現場でのジョリパットの仕上げを見てみましょう。
こちらです!
同じ現場ではないので分かりづらいですが…
表面がボコボコしているのが見えるでしょうか?
これが骨材が入ったジョリパットで仕上げたものになります。
写真は少し隙間がある部分などの調整を行っているところです。
調整が終わったら、乾燥させて完成です!
いかがでしたか?
少し分かりにくかったかもしれませんが…
左官職人さんのコテ捌きはまさに職人技です。
コテで塗る作業、簡単そうに見えますが結構大変なんです…
体験させていただきましたが、まず材料がコテに乗らない。
垂直の壁に綺麗に乗せられない。
綺麗に塗り広げられない!
職人さんのすごさを改めて感じることができました。
個人的に、機会があればぜひ見ていただきたい工事のひとつです!
お時間があれば是非、職人さんの手捌きにも注目してみてくださいね。