紅葉の時期も終わり、冬らしく朝晩の寒さに震える今日この頃です。
さて、今日は、先日完成したO様邸のご案内です。
昔ながらの、建物に囲まれた坪庭空間を、廊下を歩きながら眺める空間にできたらとのご相談でした。
【工事前】
お客様自身で雑草対策されていたものの、寂しい空間でした。
階段あるものの、一段一段高すぎて、とてもO様には大変。
存在感コンクリートの土間。何とかできたら。
立派な年代ものの火鉢。南天も、隅で窮屈そうでした。
既存の砂利も再利用し、足の負担が少ない人工芝を貼りました。
タイルを貼ったテラスと植木鉢として再利用した火鉢や灯篭が、アクセントに。
お庭の片隅にあった御影ののべ石も、お庭の一角で演出に活躍。
LIXIL Dスクリーンフェンスで、さりげなく隣地を目隠し。夜は、隙間から隣地の明かりが透けてくる効果もあります。
夜も落ち着いた空間に。
なかなか、外に出かける機会も減って、せめて家から四季を感じられたらとのの思いがきっかけに、今回ご縁いただきました。
ふとして時に、廊下に置かれた椅子で庭を眺めるのが、楽しみと言っていただき、ありがたい限りです。
御年86歳とお元気なO様。あと20年は頑張るとのこと!
仲睦まじいご夫婦のO様。お体気をつけて、これからのガーデンライフ満喫してくださいね。
ありがとうございました。