本日、現場で植木職人さんからいいことを教わりました
樹木は敷地面積に合わせてサイズを選ぶのではなく、
家の大きさに合わせて選ぶことはいちばん美しいとのこと。
わたしたちは植栽初心者さんのお客様へはあまり大きすぎないH2.0~H2.5クラスのものを
すすめてきました。
あんまり大きな樹木だと根付くまでに時間もかかるしリスクも大きいと思って・・・・
しかし、今日教えてもらったことはこんな内容でした
最初に小さい樹木を植えることは枯れるリスクも低く、成長過程を楽しむ醍醐味もあるけど
若いから樹木自体も体力があってぐんぐん成長するからすぐに剪定しないといけなくなるよ
でもある程度育ちきったH5.0クラスの樹木はもうほど形が出来上がってるし、年をとると成長も遅んだよ。
だから僕の家には5mクラスの植木いっぱい植わってるけど枝をちょんちょんと切りそろえる程度でほとんど剪定とかしなくて
いいんですよ。
この前は一坪しかない坪庭にH5.0のハイノキを植えたんだけど、かっこよかったよぉ~!とのこと。
最初から大きな木を植えたほうが見栄えをするしかっこいいじゃない!と言われました。
あとは・・・・・・リアルな話、金額ですね。
H2.5クラスだと高くても3万前後、でも最初から恰好が出来上がってるH5.0クラスだと倍以上はかかります。
何事もメリットデメリットはありますが、お客様へも負担が少なく、作品としてもかっこよく、最高のお庭をご提案できるよう
日々勉強しながらですけど、がんばりましょう~って。
お客様の庭先で話したたった10分程度の会話でしたが、なんだかとてもためになる、ありがたい時間になりました。
庭師 荒岡さん シュッとしてますね~