2020/04/14 / 住まいの雑学 おうち時間
おうち時間シリーズ① 在宅ワークどこでやる?
最近、話題のテレワーク。テレワークとは、「tele=離れた所」と「work=働く」を合わせた造語のことです。
具体的には
・自宅利用型テレワーク:自宅にいて、会社とはインターネットや電話、FAXなどで連絡を取りながら仕事をする働き方、いわゆる「在宅勤務」
・モバイルワーク:顧客先や移動中にパソコンや携帯電話を使う働き方
・施設利用型テレワーク:勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方
の3つに分けられます。
中でも、在宅勤務のテレワーク(以下、在宅ワーク)が注目されています。
メリット①:外出準備や移動にかかる時間が不要になる
メリット②:移動にかかる費用が節約できる
メリット③:休憩時間やすきま時間を家事や育児などに有効活用できる
在宅ワークをしてみた方の具体的な意見としては「仕事をするための部屋や机、椅子がない」「集中力が続かない」「子供やペットが遊んで欲しいといってくるので仕事が進まない」「大事なビデオ会議などで子供が入ってきてしまう」というような声が多いようです。
上記のような悩みを解消するためには、自宅でも仕事に集中できる環境を作ることが重要ですね。自宅ではテレビやゲーム、本、趣味のグッズなど、職場に行けば目に入らないような誘惑がたくさんあります。適度な緊張感を保つことが重要、だけど、リラックスしてストレスなく仕事ができることも重要です。
どんな環境がいいのかは仕事内容や家族構成、自宅の間取りなど、人によってさまざま。自分にとってはどんな環境がベストか一度考えてみましょう。
■書斎で仕事をするなら観葉植物を置いてみませんか?
自宅に書斎などの仕事をするための部屋がある方はそこで仕事をすると思います。とっても広くて窓もあり景色抜群、換気もしっかりできる!という方は問題ないでしょう。 ですが、書斎となると、少し狭い部屋で閉鎖的な作りになっている場合が多いのではないでしょうか?
オススメは空気清浄効果のあるサンスベリアや卓上に置けるようなコンパクトなサイズでユニークな樹形が多いガジュマルやパキラなどです。
どんな環境がいいのかは仕事内容や家族構成、自宅の間取りなど、人によってさまざま。自分にとってはどんな環境がベストか一度考えてみましょう。
もちろん、一日中書斎に籠りっぱなしは避けて適度な息抜きは必要ですよ。
■王道はリビング、ダイニング
お子様のお世話をしながら仕事をする方は、お子様に目が届くようにリビングやダイニングで仕事をするのが安心ですね。また、仕事専用の部屋がない場合も必然的にリビングやダイニングで仕事をすることになると思います。この場合に気をつけなければならないのが、プライベートでも過ごす時間の多い空間で仕事をするので、ついリラックスしすぎてしまうことです。
仕事用の机や椅子を完備することが望ましいですが、それが難しい場合はいつも食事をするテーブルなどでもしっかりと仕事をするスペースを確保しましょう。仕事スペースにはパソコンやノートなど仕事に必要なものの定位置を作ったり、仕事スペースとそれ以外のスペースに境界線をしっかり作るとプライベートとのメリハリがつきます。
また、服をパジャマから着替えたり、軽く身だしなみを整えたりして自身の体を仕事モードに切り替えることも大切です。
最後にオススメしたい仕事スペースはお庭です。
在宅ワークは外出せずに仕事ができてしまうので、気づいたら一日中家の中・・・なんてことも珍しくありません。やはり、人は程よく日の光を浴びた方が健康にも良いです。また、在宅ワーク中でも家族が同じ部屋の中にいる場合、話しかけられたり気になったりして集中できない、という方にもオススメです。
テラスやデッキがあれば仕事用に机と椅子をセットして仕事空間にしてしまいましょう。外の爽やかな風やあたたかな日の光を浴びながら気持ちよく仕事ができるのではないでしょうか。また、お花や植物がたくさんあるお庭で仕事ができればおしゃれなカフェで仕事をしている気分にもなれますね。
ガーデンルームを設置して書斎を増やす、テントを張って隠れ家的な仕事スペースを作る、といったようにちょっと変わった楽しい仕事の仕方もできるようになります。
在宅ワークは働く側のメリットだけではなく、オフィスコストを削減、非常災害時にも事業を継続できると言った、企業や社会的なメリットもたくさんあります。在宅ワークを上手にこなし、自身に合ったワークライフバランスを実現しつつ社会貢献もしっかりできるといいですね。