グランド工房

グランド工房

2025/03/07 / 住まいの雑学 外構

EVを自宅で充電しよう!コンセント導入方法についての紹介

EVを自宅で充電しよう!コンセント導入方法についての紹介

サステナブル・持続可能な車として注目を集めている電気自動車(EV)

電気自動車は、電気を燃料として走行し、排気ガスを出さない環境に優しい車です。
電気自動車の充電が自宅でできるともっと便利ですよね。

電気自動車に乗り換えをご検討の方も現在愛車として利用している方も、知っておきたい自宅へのEVコンセント導入についてご紹介します。

1.EV充電って何?

EV充電とは、EV(電気自動車)にエネルギーとして電気を供給することです。
EVの充電には普通充電急速充電とがあります。

普通充電・・・一般住宅や商業施設で使用。主流。
急速充電・・・高速サービスエリアなど長距離移動中に短時間で充電する必要がある際に使用

一般住宅なら普通充電でバッテリー容量30kWhのEV(電気自動車)をおよそ10時間で満充電できます。
たとえば夜の9時頃には帰宅して、車を充電用コンセントに接続して充電を開始すれば、翌朝7時には満充電になっている計算です。

2.自宅に設置するには

自宅にEV充電を検討する際は以下のことに注目してみましょう。

コンセントの種類

コンセントの種類は100V200Vがあります。
EV充電を考えるなら出力の高い200Vを選ぶのをおすすめします。

分電盤の確認

宅内にある分電盤を確認し、単層3線(単3の表記)であれば200Vを利用することができます。
単2の場合は100Vしか利用できませんので3線式への切り替え工事が必要となります。
地域によっては屋外メーターから電源をとる方法もあります。(※オール電化の場合は不可)

コンセントの位置決め

自宅用のEV充電器は大きく「コンセント型」「ケーブル一体型」の2つに分けられます。

①駐車スペースと建物が近い場合「コンセント型」「壁面取り付けタイプ」
比較的安価で、狭い駐車場などで十分なスペースがなくても設置が可能です。

②駐車場と建物(カーポート)が離れている場合「ケーブル一体型」「スタンドタイプ」
車載充電ケーブルは車種ごとに異なる専用品のため、電源プラグから充電用コネクタまでの長さがそれぞれ少しずつ違います。
ケーブルの長さ確認、コンセントから駐車位置までの長さ確認を行いましょう。
標準的な長さは5~7.5mです。

③コンセント以外の充電設備
充電器本体に充電ケーブルを備えているため、使い勝手が良い商品です。
充電時の出力を高めた6kW充電型とスタンダードな3kW充電型があります。
6kW充電を行うことで、短時間での充電が可能です。
※6kW充電するためには、車両側が6kW充電に対応している必要があります。

3.自宅以外で充電をする場合

周辺の充電スポットを検索する方法

EVの充電スポットを見つけるには、一般的な地図アプリで「充電スポット」「充電ステーション」「充電スタンド」などのキーワードで検索することができます。

また、充電サービス会社が提供する専用マップもおススメです。
例えば、e-Mobility Power (eMP) が公開している「充電マップ情報」では、地域や施設ジャンル、充電器の出力やモデルなど詳細情報の確認が可能です。

全国各地で設置されている充電スポット

ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、自動車販売店、道の駅、一部の駐車場(スーパーなどの店舗駐車場、有料駐車場など)で充電設備が設置されています。

4.まとめ

EV車は環境にやさしいだけでなく、災害時の非常電源としても活用できるため今後ますますニーズが増えていくでしょう。

EV車導入に伴い、ご自宅にコンセントの設置を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。

  • 施工事例集のご紹介
  • 最新事例集をプレゼント
  • モダンナチュラルとにかくカッコイイ外構
  • 人工木ウッドデッキのお庭
  • 施工事例
  • インスタグラム
  • ライン
ページの先頭へ戻る