100万円で新築外構は工事できるの？ - GardenJournalGarden journal

2025/02/07　/　住まいの雑学外構

100万円で新築外構は工事できるの？

１．100万円で新築外構はできるの？
２．できることを分けて計画しよう
３．優先して工事した方がいいことってあるの？
４．まとめ

新築を建てるうえで避けられない、外構工事。
ローンを組む時に「100万円」の予算で仮計画してきたけれど、実際100万円で新築外構ってできるの？
本日は、新築外構の予算のリアルについてご紹介します！

１．100万円で新築外構はできるの？

内装に費用をかけすぎた！という方、ハウスメーカーの営業さんに外構費は○○万と予算取りされている…など、様々な理由をふまえて外構費用を計画しますよね。

そんな中で多いのが「外構費用が100万円前後です」という方。
では実際に100万円で新築外構はできるのでしょうか。

実際、「100万円」での計画は要望を詰め込んだ理想のプランというよりは、シンプルで必要最低限な外構プランになることも。

参考程度にですが、新築外構工事費用の目安として建物にかかる費用の10％～15％ともいわれています。
もしそこに、さらに家族のこだわりを詰めるとしたらもう少し費用が必要かも…？とイメージが沸きやすいかもしれませんね。

ご自宅の土地や面積、要望内容にもよりますが、実は外構には意外と費用がかかることを知っておくと費用計画がスムーズにできるかもしれません。

２．できることを分けて計画しよう

昨今のSNSの普及で、おしゃれな施工例や情報を目にする機会も多く、「我が家もこんな風にしたい！」「この家の外構は○○万円で施工できたらしい！」と夢や希望が膨らんでいきますよね。

しかし、それがあなたの家や土地の条件でも実現できるのかは別問題。
現実は意外とシビアなことが多いです。
家族構成やライフスタイルもご家庭それぞれですから、「要望」と「必須事項」のバランスを取らないといけません。

だからと言って、夢をあきらめる必要はありません。
「今の予算でできること」「これからやりたいこと」「後からやってもいいこと」と細かく希望を分けて考えると、ご自宅の外構計画がスムーズに進むかもしれません。

３．優先して工事した方がいいことってあるの？

外構で優先的に工事すると暮らしやすいものは以下の通りです。

■駐車場
■アプローチ
■門柱（表札・ポスト）

駐車場は特に外構でも大部分を占めるエリアとなります。
予算に占める割合も大きいので、運転する家族が多い方や車を複数所有する方は特に大事なポイントです。

その他、たとえば高低差のある土地の方は必ず土留め工事が必要なケースがあります。
土留めが無いと土が流れ出て隣地に影響が出るような場合もありますので、そういった時は外構費用とは別に必須工事として費用を用意してもよいですね。

目隠しフェンスやカーポート、お庭の工事などは、費用に余裕があれば、先に計画しておくとお住まいになってからすぐに使うことができます。
ただ実際に住みはじめて、視線が気になる場所に気づけたり、お庭でやりたい事が明確になる場合もあるので、優先順位を決めながら費用を決めていくといいかもしれませんね。