グランド工房

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2025/01/24 / 住まいの雑学 外構 お庭

寒い冬のお庭で役立つエクステリアとは?

ガーデンジャーナル 寒い冬のお庭で役立つエクステリアとは?

冬は気温が下がりお庭に出る機会も減ってきますよね。
そんな時期だからこそ、知っていると冬をもっと快適に過ごせる!おススメのエクステリアをご紹介いたします。

冬を乗り越えるエクステリア選び

1.カーポート

車の霜対策にはカーポートがおすすめ!

霜の原因となるのは強い「放射冷却」現象

寒い冬の朝霜でフロントガラスが真っ白という状況になっていることがあると思います。
フロントガラスの霜を取るのにいつもより早めに準備をしているという方も多いのではないでしょうか。

この霜は天気予報でもよく耳にする『放射冷却』現象が原因のひとつです。
放射冷却とは、地表が日中に吸収した熱を夜間に放出し、気温が急激に低下することを言います。

この時、空が曇っていると放出された熱を雲が吸収するため気温も下がりにくいのですが、晴れ間で雲が無いと、遮るものが無いため放射冷却の力が強まり、車周りも冷え、霜に繋がるメカニズムとなります。
つまり、夜間に車の周りの気温が下がらなければフロントガラスに霜が降りにくいということです。

そこで、カーポートを設置すれば雲の代わりに地面から放出した熱をカーポート内にとどめてくれるので霜の付着を抑える効果が期待できます。

その他にも側面パネルを設置することで雪の吹き込みも軽減することが可能です。

2.ガーデンルーム

冬の節電にはガーデンルームがおすすめ!

冬場は特に洗濯物がなかなか乾かず、浴室乾燥や室内暖房をつけている方も多いかと思います。

ガーデンルームを設置すると、日中の暖かい日差しの下で洗濯物を干すことができ、雪など突然の天候の変化にも対応できます。
日中の暖かい日差しや空気を室内に取り込むことで、室内の温度の上昇をさせることもできます。

洗濯物に特化したサンルームもありますのでぜひ調べてみては?

3.手すり

冬場の玄関が滑りやすくなっていませんか?

冬場は、朝の外出時も帰宅する夕方も路面が結露していて滑りやすくなっています。

玄関ポーチは、基本的に足が滑りにくいタイルで計画されることが多いですが、悪天候時や、お子様・ご高齢の方が家族にいる場合など手すりで掴まれる場所があると安心ですよね。

手すりを後からポーチに計画する際には、手すりを設置した際の残りの階段幅など日常生活に支障が出ないか確認も必要です。

4.立水栓

冬本番になる前にチェックしておくべきポイント

冬場、気温がマイナスを下回ると、立水栓の内部に残った水が凍結し、蛇口や立水栓本体を破壊してしまうことがあります。

そこでご紹介したいのが凍結を未然に防ぐ『不凍水栓柱』です。
こちらは水栓の内部に溜まっている水を抜く機能があります。
すでに立水栓があるご家庭でも、既存の水栓に併設して設置が可能です。

水栓の凍結を防ぐために今からきちんと確認しておきましょう。

5.人工芝

雪が降っても快適でお子様も大喜び!

夏場はプールやバーベキューで大活躍の人工芝。
冬になると寒さでお庭に出る機会も少なくなりますよね。

しかしそうとは言っても、雪が降るとお子様もペットもお外に出たくなってしまうもの。
そんな時、お庭の地面が土のままだと雪まじりの土で泥だらけに!なんてことも…

人工芝を敷いておくと、土と雪が混ざらないので、汚れる心配もなく雪遊びを満喫できます!
人工芝の多くは水抜きの穴が付いているので、雪解け時期には水をかけて一気に掃除することもできます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
せっかくのお庭、春夏だけでなく、一年中楽しみたいですよね。
冬を快適に過ごすためのエクステリアは年々増えてきています。
ぜひご自宅のお庭にも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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