2024/10/25 / 樹木・植物・メンテナンス
ガーデニングで彩る秋と、冬に備える庭作り
夏の間、お庭の手入れができなかった方も秋になると「涼しくなったしガーデニングを再開したいな…」という気持ちが芽生えてきますよね。
秋は春に次いで、ガーデニングにぴったりの季節です。
秋のガーデニングとお庭の冬支度についてご紹介します。
1.植え替えは秋までにしましょう
秋は、夏の暑さが和らぎつつも土壌の温度がまだ適度に温かい時期であるため、植物の根が定着しやすいと言われます。
そのため、新しい植物を植える、または既存の植物を植え替えるのに適しています。
宿根草(多年草)を植えて春のガーデニングの準備をするもよし。
1年草・苗を植えて、手軽に旬のお花を楽しむのも良いですね♪
新しい植物を植えることをお考えの方は、10月下旬から5月中旬までが旬のパンジーやビオラがおすすめです。
暑さに弱く寒さに強いので秋から春にかけて鉢植えや地植えでカラフルなガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2.冬支度の準備
寒い冬を乗り越えて、来年また綺麗な姿が見られるように、以下のポイントを押さえて冬支度をしましょう!
根を保護しましょう
冬に備えて植物の耐寒性を高めるためには、根元にマルチング(腐葉土やバークチップを敷く)を施すと効果的です。
そうすることで地面が凍ってしまうのを防ぎ、根を保護することができます。
剪定を行いましょう
落葉樹やバラなどの植物は、涼しくなった10月頃に剪定することがおすすめです。
剪定によって、植物の形を整えたり、健康を促進することができます。
一年草も上手に冬を越せるように株をコンパクトにしておくことが大切です。
肥料を与えましょう
植物が冬に備えて休眠状態に入るのを助けるため、肥料を与えましょう。
秋に施す肥料は、窒素分の少ないものが望ましいです。
肥料を与えてしっかりとした株を育てましょう。丈夫な株は冬越しの成功率も高くなりますよ。
3.球根の植え付け
秋冬は春に咲く花の球根(チューリップ、ヒヤシンス、クロッカスなど)を植える時期としても最適です。
球根は10月中旬以降、十分に寒くなってから植えましょう。
冷たい土壌で休眠期を過ごすことで、春に美しい花を咲かせてくれます。
4.まとめ
秋は植物の成長においてとても重要な時期。
来春に向けてのお庭のお手入れ・準備をする絶好のタイミングです。
「来年はどんなお庭にしようかな…」と想像しながらぜひガーデニングを楽しんでくださいね。