雨が多いこの季節。どんよりした曇りの日や小雨だとお出かけの予定も立てづらいですよね。雨が続くこの時期は高圧洗浄でお掃除するのがピッタリのシーズン。本格的な暑さや台風がくる前にお庭の点検も兼ねて汚れをキレイに落としてみませんか？本日は高圧洗浄でお掃除するのにおすすめの場所をご紹介します。

天然木のウッドデッキも、人工木のウッドデッキも、水分を含みやすい素材のため表面にカビや汚れがついてしまう場合があります。高圧洗浄はデッキブラシや洗剤でゴシゴシこすらずに簡単に汚れを落とすことができます。デッキの板に対して垂直にデッキ材の向きに沿って水を当てると良いですよ。

高圧洗浄で掃除する前に、予め落ち葉や砂埃などはほうきで掃いておきましょう。これはコンクリートなどの床材や、塗り壁などの壁材に高圧洗浄する前にも共通する事項です。

天然木のウッドデッキの場合、色褪せや防腐、防虫対策の塗料を定期的に塗るなどのメンテナンスをすることで長持ちする木材が多いです。塗料を塗る前には高圧洗浄で表面上の汚れを落とすことで新たな塗料の活着が良くなり塗装が長持ちします。

駐車場のコンクリートやお庭のタイルテラス、レンガや自然石のアプローチなど、床材も年月が経つと汚れてきます。本格的に暑くなる前のこの季節に高圧洗浄でお掃除してみませんか。コンセントから掃除したい場所まで距離がある場合も多いと思います。ドラム型や距離の長い延長コードがあると便利です。

洗い出しや自然石、タイルの目地などは素材により高圧洗浄の強い水圧がかかると剥離してしまう可能性があります。はじめは少し離し気味に、徐々に近づけて水圧を調整してみましょう。

こちらは高所作業になるので無理のない範囲で安全に配慮しながら行ってください。不安であれば専門業者にお願いするのもおすすめです。台風シーズンの前に屋根材の抑えが外れている所はないか、屋根がたわんだりしていないかなどのチェックを行うのも良いタイミングです。また、雨樋に落ち葉や汚れが詰まるとうまく排水できなくなるので、雨樋のお手入れも行いましょう。

間知石やブロック、塗り壁などの汚れにも高圧洗浄がおすすめです。汚れがついたまま時間が経つと汚れが付着し落ちにくくなります。定期的に高圧洗浄でお掃除してあげると良いですよ。

とくに門塀などでよく使う塗り壁は目につきやすい場所。ブロックの天端やレンガなどの笠木、ポストの口金などに溜まった汚れが雨で流れて壁に筋状のシミができてしまいがちです。汚れがひどくなる前に日々の植物への水やりのついでに壁の汚れが溜まりやすい場所にも水をかけるなど、こまめにお掃除するときれいが長持ちしますよ。

塗り壁材専用の藻やカビによる汚れを除去する洗浄剤もあります。数年に一度、塗り壁の汚れが落ちにくくなったタイミングで、上塗りしてきれいにリメイクすることもできます。”おうちの顔”とも言われる門まわりはきれいな状態を保ちたいですね。

いかがでしたか。高圧洗浄機は外構やお庭をきれいに保つためにおすすめのアイテムです。また、門塀裏やカーポートの柱など、家から距離があるけど掃除をしたい場所の近くにはコンセントや水栓などの設備を備えておくと便利ですよ。汚れがこびりつく前にこまめに高圧洗浄をすることできれいなお庭を保ちましょう。