グランド工房

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2023/02/17 / お庭 樹木・植物・メンテナンス

春はすぐそこ!長く楽しむ春の花5選

春はすぐそこ!長く楽しむ春の花5選

三寒四温でだんだんと春に近づくこの時期、園芸店では春を知らせる草花がたくさん集まります。色鮮やかな花を植えて春の訪れを感じませんか?本日は、今が買い時!毎年春になったら花が咲くおすすめのお花をご紹介します。

1.クリスマスローズ

クリスマスローズ

うつむき加減に可憐な花を咲かせるクリスマスローズ。クリスマスローズは種で増やすのが一般的ですが、同じ種を植えても同じ花が咲かない個性豊かな花です。花色も花弁の種類も豊富です。花が咲いている苗が出回るこの時期に、お気に入りの苗を選んでみてはいかがでしょうか。

クリスマスローズは5月頃に種ができますが、種ができるまで花を楽しむと株が疲れてしまい翌年以降の花つきが悪くなってしまう可能性があります。すべての花をそのままにせず種を採取する花を選んだり、今シーズン植え付けたばかりの苗は3月終わり頃には花茎を切り、切り花で楽しむといいですよ。

クリスマスローズの花は種ができる時期になるとだんだんライムグリーンのような色に変化していきます。種を採取する場合は花色の変化も楽しんでみてくださいね。

2.ムスカリ

ムスカリ

小さなブドウのような形をした花を咲かせるムスカリ。鮮やかなブルーが目を引きます。淡いブルーや白色、ピンク、イエローなどの花色もあります。

植えっぱなしでも毎年花を咲かせる球根植物で、小さな花ながらも群生で咲いている様子はとてもきれいです。毎年自然に分球して増えていくのも嬉しいですね。窮屈になってきたら球根を堀りあげて脇についている小さな球根を間引いたり、別の場所に植え替えましょう。

チューリップと同じ時期に咲くのでチューリップとの寄せ植えや、花壇の手前の方に植えて他の植物との色のコントラストを楽しむのもおすすめです。

3.ラナンキュラス

ラナンキュラス

薄くて繊細な花弁が何重にも重なり咲く様が美しいラナンキュラス。ぷっくりした丸いつぼみもかわいいお花です。ウエディングブーケなどにも人気があります。

切り花として売られることが多いラナンキュラス。この時期は苗も出回ります。ラナンキュラスは品種も豊富で、花色も咲き方も個性的。つぼみの時の色と開花した時の色がかなり変わるものもあります。

苗を選ぶ時は株本につぼみが複数あり、開花している花がある苗を選ぶのがおすすめ。花色や開花した時の雰囲気が好みで、これから先もつぼみがふくらんで開花する過程を楽しめますよ。

ラナンキュラスは日当たりの良い所に植えましょう。霜に弱いので、まだまだ朝夕寒い時期は植え場所に注意が必要です。

水やりは土が乾いたらたっぷりと。繊細な花びらには水がかからないよう、根本にお水をあげてください。土が乾かないうちに水やりをすると球根が根腐れすることがあります。乾かし気味に育てましょう。

ラナンキュラス

ラナンキュラスは球根植物。花が終わり葉が茶色くなったら球根を堀りあげて秋にまた植え付けます。

上の写真のラナンキュラス ラックスという種類は比較的耐寒性があり、暖かい地域では球根を堀り上げずに翌年も咲いてくれます。夏場は葉が枯れて地上部から姿を消します。環境が合えば秋には葉が出てきて、年々株が大きくなりますよ。

花びらに光沢があり、一般的なラナンキュラスよりたくさん花が咲きます。草丈もあるので切り花にして花瓶にいけるのもおすすめです。

4.アネモネ

アネモネ

アネモネはラナンキュラスと同じキンポウゲ科の球根植物です。花びらに見える部分は実はガクで、雌しべ、雄しべとの色のコントラストが美しいお花です。アネモネもたくさん品種があり、色も咲き方も様々です。1つの球根から複数の花を咲かせるので、寄せ植えにもおすすめです。

花が終わったら球根を堀り起こして涼しくなった秋(11月頃)に再び植えるか、鉢植えの場合は鉢ごと雨のあたらない場所へ移動させて乾燥させると良いですよ。アネモネは寒さに当てることでつぼみをつけます。霜には弱いので注意してください。

アネモネは光と温度に敏感です。気温が上がるとガクが開き、下がると閉じるというのをくり返し、花の終わり頃には開いたままの状態になります。切り花として室内で飾る場合、室温が高いと花がすぐに開き長持ちしない可能性があります。花を長く楽しみたいなら室温の低い場所に置いてください。花瓶には浅めに水をはるのがポイントです。こまめに水を替え、茎の傷んだ部分は切り落としましょう。

5.シレネ・ユニフローラ

シレネ・ユニフローラ

シレネ・ユニフローラはスズランのような釣鐘状のかわいい花を春に咲かせます。寄せ植えやグランドカバーとしてもおすすめです。斑入りの葉は柔らかな印象を演出してくれますよ。生長はゆっくりですが這うように広がるので、ハンギングや花壇の手前に植えるのもいいですね。

寒さには強いですが夏の高温多湿は苦手です。夏場は半日陰になる環境で、乾燥気味に育てましょう。

小さな白いお花がかわいらしいシレネ・ユニフローラ。今回ご紹介した春に咲くお花との寄せ植えも葉や花の形が違うので楽しめますよ。白いお花は他のカラーとも馴染みやすい万能カラーです。

6.まとめ

まとめ

今回ご紹介したお花は環境が合えば毎年きれいな花が咲き、色とりどりのお花が春の訪れを知らせてくれます。年々株や球根が増えてたくさんお花が咲くのもうれしいですね。庭先に咲く花の成長を見守りながら暖かな春を迎えてみませんか。

 

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