2022/08/05 / お庭
とりあえずデッキ・とりあえずテラスの活用法
家を建てた時に、『とりあえず』一緒に設置をしたウッドデッキやタイルテラス。その時はお家の事で頭がいっぱい。提案されるがままに設置をお願い・・・いざ引っ越して使うと思っていたよりもサイズが小さかったり、上り下りしにくいなど活用できないという声をよくお聞きします。
今回はそんな『とりあえず』デッキやテラスを活用するガーデンづくりをご紹介。
▲BEFORE
ウッドデッキはあるものの、直射日光が当たると熱く、道路からの視線も気になりあまり活用できていませんでした。ウッドデッキに階段をつけていなかったので、お庭へ下りる動線もありませんでした。
▲AFTER
既存のウッドデッキにタイルテラスをプラスして、テラス空間を広げました。
お布団を干したり、プールやテーブルを広げたりするにも十分なスペースです。タイルテラスをウッドデッキから1段下りた所に作り、階段も作ることでお庭への動線もうまれました。ベンチも、テラスでBBQなどを楽しむ時にもお皿を置いたり、腰掛けたりできます。お花好きな方は花台としても使えますね。ウッドデッキの上にはテラス屋根を設置。竿掛けもつけたので、洗濯物も干せます。ウッドデッキも日かげになって過ごしやすくなりました。
既存のウッドデッキを延長したり、デッキフェンスや階段を追加したりすることもできます。
▲BEFORE
▲AFTER
奥の窓前までウッドデッキを延長。ステップも追加したことで、それぞれの窓からお庭への行き来がしやすくなりました。
テラス屋根とフェンスをつけたことで、安心して洗濯物を干すこともできます。
デッキフェンスの種類や、囲い方によって、ワンちゃんの遊ぶスペースになったり、小さなお子様の転落防止にもなります。
階段を作ったことで、家とお庭との上り下りがしやすくなりました。
ウッドデッキと同じ素材でステップを追加するのもいいですし、違う素材(タイルや自然石など)で階段を作ることもできます。
必要な場所に好きな素材や大きさで階段を追加することで、家とお庭のつながりが良くなります。
ウッドデッキは特に直射日光が当たると表面温度が上がり、裸足で歩いたり座ったりできない熱さになります。テラス屋根やシェードなどで日かげを作って過ごしやすい環境を整えましょう。日よけをつけることで家の中に入る日射しを軽減し、室温の上昇を抑制する効果もあります。電気代の節約にもつながるかもしれませんね。
軒がなかったり軒が短いお家でも、テラス屋根をつけることで雨の降りこみを軽減できますし、雨の日でも洗濯物を干したり、屋根があればお庭で過ごすこともできます。
家との段差が少なく作れるウッドデッキやタイルテラスは周りから見るとステージのように高さがあるため、お隣さんや道路からの視線が気になってしまう環境にもなりかねません。せっかく作ったテラス空間を快適に過ごすために、フェンスや樹木、デザインウォールなどを作ると良いでしょう。お家やお庭の雰囲気に合わせた背景を作ることで、家の中からお庭を眺める時も、お庭に出て過ごす時も癒されるプライベート空間ができますよ。
いかがでしたか?『とりあえず』で作ったウッドデッキやタイルテラス。そこで何をして過ごしたいか。何があれば快適に過ごせるかを考えてみてください。後付けでもできることがたくさんあります。現状のお悩みを解決して、快適なテラス空間をお楽しみください。
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