2022/07/15 / 外構
人気のグレー外壁 色選びのポイントと外構施工例
最近、グレーの外壁が人気で、住宅地でもよく見かけるようになってきました。
これからご新築を検討されている方、建物の塗り替えを検討されている方は、外壁をどんな色にしようか迷っているという方も多いかもしれません。
今回は、建物をグレー系を検討されている方に向けて、色選びのポイント、グレーの外壁に合わせた外構施工例などをご紹介していきます。
様々なスタイルに演出できる
他の色味との組み合わせによって、モダンでスタイリッシュなイメージにもなれば、ナチュラルなイメージを作ることもできます。
汚れが目立ちにくい
忙しくて頻繁に外壁のお手入れなんてできない!という場合にもおすすめ。ホコリや雨垂れといった汚れが目立ちにくいというのも人気な理由の一つです。
周辺環境との調和がとりやすい
落ち着いた印象のグレーは、誰からも印象がよく、近隣の環境から浮いて見えるということはないでしょう。
また、無彩色の色は、茶色やベージュなどの低彩度色との相性も良いので、木目調の玄関ドアやフェンスなどのアイテムもマッチします。
明度で印象が違う
白に近いグレーは、せっかくの新しい外壁なのに薄汚れた印象に見えてしまうことも。
逆に黒に近いグレーは圧迫感を与える可能性もあります。
全体を同じ色にするのではなく、2トーンにしたり、窓サッシの色を変えたりしてバランスをとりましょう。
地味な印象になりやすい
道路のアスファルトもグレーですし、外構で使用するコンクリートやブロックも全部グレー。
同じ色を使いすぎると地味な印象になってしまうことも。
外壁だけではなく、外構を含めた全体のイメージをよく検討するようにしましょう。
一概にグレーと言っても様々な種類があります。白と黒の分量で濃淡も違ってきます。
または、オリーブグレー、ブルーグレーなど、他の色が混じったグレーもあり、どの色を選ぶかによって建物の印象も変わってきます。色を決定する時のポイントは3つ。
シュミレーションツールを活用する
▲パースを利用したシュミレーション。周辺環境との調和も確認できます。
最近ではパースの他にも、建物の写真から、コンピューター上で塗り替えた時のイメージ画像を作れる便利なソフトもあります。色見本だけでは、なかなかイメージしづらいですよね。そんなときにも有効なツールです。
ただし、モニターや印刷された紙の上では、使う機材によってばらつきがあります。あくまでもイメージであり、まったく同じ色にはならないということを忘れてはいけません。
なるべく大きなサンプルを見ながら決める
小さな色見本がたくさん並んだサンプルで選ぶと、いざ広い面積になったときに、かなり印象が違って見えます。
これを面積効果と言って、面積によって同じ色でも明るく見えたり、濃く見えたりします。
色を決定する時は、塗板を活用するなど、なるべく大きなサンプルを取り寄せてもらいましょう。
屋外でもサンプルを確認する
室内と屋外では色の印象も変わって見えます。また、天候や時間帯によっても光の当たり方で色は変わって見えます。
室内の照明の下だけではなく、屋外でサンプルを確認するようにしましょう。
外壁の色が決まったら、外構も色のトーンを合わせると洗練された印象になります。
グレーの外壁に合わせた外構施工例をご紹介します。
グレー、黒系の建物は重厚なイメージになりますが、外構でも黒の分量が多くなりすぎると、圧迫感を与えたり、野暮ったく見えたりする可能性もあります。
こちらの施工例では、門周りに外壁よりも少し明るいグレーのタイル、白の有孔ブロックを効果的に使うことで、明るく見せています。濃いめのフレームが、トーンの違うグレーを囲み、全体の印象をまとめてくれていますね。
こちらは黒に近いダークな色の外壁。門塀を2重に構えることで、奥行きを感じられます。
植栽の足元のぐり石が、植栽スペースをより特別な空間にしています。
レールフェンスで重くなりすぎず、開放感ある空間に。目線が気になる部分は、樹木がやさしくカバーしてくれます。
モダン、スタイリッシュなイメージだけではなく、ナチュラルな外構にもマッチ。
少し茶色の混じったウォームグレーの外壁に、ワイン色のポストがアクセントになっています。
白いフェンスは、玄関ドアの色と統一されています。
乱形石のアプローチも、落ち着いたトーンのベージュを選ぶことで浮いてみえません。
植木鉢でグレーを繰り返すことで、まとまった印象になりますね。
色見本だけで決めると、どうしても建物だけに目が行きがちです。
外構や周辺の環境など、視野を広くしてみると統一感ある素敵な住まいを作ることができます。
ぜひ気に入った色を見つけてくださいね!
外壁塗装のご相談はグランド工房でも承っています!
外構と合わせてリフォームをお考えの皆様はぜひご検討ください。
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