グランド工房

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2022/07/08 / 住まいの雑学 おうち時間

外で食べたい! ギリシャの食べ歩きフード5選

ギリシャで公園や街を歩いていると、何やら食べながら歩いている人をよく見かけます。
車を走らせながらモグモグ、カフェのテラス席でもモグモグ。結構どの時間でも、みんなモグモグしている印象。

日本でたくさん見かけるようなメジャーなファストフード店は少ないのですが、その代わりにご当地らしいストリートフードがたくさんあります!

今回は外でギリシャの人々がよく食べている、食べ歩きにぴったりなストリートフード5選をご紹介します。

1.スブラキ

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード スブラキ
スブラキはソウルフードといってもいいくらい代表的なギリシャ料理。
小さく切った豚肉や鶏肉の串焼きで、見た目も味も日本の焼き鳥にそっくりです。大体パンが一緒に付いてくるので、ちょっと不思議な気分になりました。

そして、スブラキとフライドポテト、野菜などをピタパンで挟み、ヨーグルトソースをかけた「ピタスブラキ」というラップサンドがみんな大好き!スタミナたっぷりで、よく若い人が街中で歩きながら食べているのを見かけます。

2.クルリ

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード クルリ
輪っかのような形で、ゴマがたっぷりかかったパンをクルリと言います。
ほんのり甘い味で、食事やおやつによく食べられます。素朴な味ですが、老若男女問わず人気で、クルリ専門店なんかもあります。

「日本語でクルリはなんて言うの?」と聞かれましたが、それくらい現地の人にとっては欠かせないメジャーな食べ物です。

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード クルリ
▲クルリ専門店。右の壁に掛かっているのがオーソドックスな形で、チョコレートやマロンなどが入ったクルリも売られています。

くるりと丸い形なのでクルリ?と思いましたが、本当にそうらしいです。
語源の「クルラ」という言葉には「輪」という意味があるそう。日本語と近くてびっくりですよね。

3.スパナコピタ

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード スパナコピタ
ほうれん草やハーブ、フェタチーズなどのフィルが入ったパイのことを、スパナコピタと言います。
「スパナキ」がほうれん草という意味です。

ほうれん草といえば、おひたしのイメージが強かった私は、最初に見た時は、「???」と言う感じでしたが、食べてみるととても美味しい!すっかりファンになりました。
お腹も満足するスパナコピタは、朝食にもよく食べられます。

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード スパナコピタ
▲手作りのスパナコピタ。各家庭の味があるそう。

4.フラペ

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード フラぺ
こちらは食べ物ではなく飲み物。
5歩も街を歩けばカフェにあたるほどギリシャ人はコーヒーが大好きです。グリークコーヒーに始まり、淹れ方などの種類がとても多く、注文するのも一苦労。

その中でも、夏にダントツで飲まれているのが、こちらのフラペという冷たいコーヒー。ビーチでもよく売られています。
ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード フラぺ
▲後ろのメニューは、ほとんど全てコーヒー。砂糖やミルクの分量など、呪文のように長々と唱えて好みのコーヒーを注文します。

上にはもこもこの泡が載っているのが特徴。
とはいえ、フラペチーノのようなシャーベットではありません。
実は作り方は簡単で、ネスカフェ(インスタントコーヒー)と水、砂糖、氷、ミルクを入れてシェイカーで振れば完成。
エスプレッソなどで作られることもありますが、なぜかインスタントコーヒーを使うのがメジャーです。ご自宅でもトライできそうですよね!

5.ルクマデス

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード  ルクマデス
外はカリカリ、中はもちもちしたドーナツのような食べ物です。
これでもか!というくらい、たっぷり蜂蜜とシナモンをかけて食べます。その場で揚げたてを作ってくれるのですが、次々と輪っかの形の生地が出てくる機械も、見ていて面白かったです。

ギリシャの食べ歩きフード ストリートフード  ルクマデス
あまり知られていませんが、ギリシャはハチミツも名産品で、たくさん種類があります。

そしてスイーツは、とにかく甘いのがお好みのようです。日本のみたらし味など甘辛いものは、ちょっと抵抗がある人が多い様子でした。

6.まとめ

なんだかお腹が空いてきますよね!
お天気がいい日は、近所のストリートフード片手にお散歩やピクニックも楽しいですよ。
ぜひ探してみてくださいね!

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