2022/06/17 / お庭 外構
雨の日、自転車はどこに置こう?サイクルスペースを計画しよう!
だんだん梅雨の時期が近づいてきましたね。
雨が多いこの時期に増えてくるご相談が、自転車をとめておくスペースづくり。
お子様が進学されて、自転車通学を始めたりすると、毎日利用するようになりますよね。
雨風にさらされたままで保管すると、突風で倒れたり、サビの原因になることも。道路から丸見えになるような出しっぱなしは、防犯上の不安もありますよね。
「サイクルポート」というと、カーポートの小さい屋根をイメージされる方が多いかもしれませんが、他にも色々と方法がありますよ。
今回は、サイクルポートに限らず、自転車を保管するスペースづくりのアイデアをお伝えしていきます。
あまり外から見えない方がいいな、という方は扉付きの物置がおすすめ。ロックできるので留守中や夜も安心。
スペースにゆとりがある場合、少し広めのサイズを選べば、自転車も中に収納することができますよ。
台風など、風が強い日でも倒れる心配がないので安心ですね。
通学や通勤で自転車を利用する方も多いですよね。
毎日、扉の開け閉めが面倒だな、という場合は、普通の物置に屋根がついているタイプもあります。
物置は季節ものや災害用備蓄の収納に活用して、屋根部分は自転車を収納する、というように使い分けができます。
お子様が成長したら、自転車は使わなくなる可能性もありますよね。
自転車用にサイクルポートだけ設置するのではなく、カーポートを検討してみてはいかがでしょう?
お子様が将来、車に乗るようになった時にも活用できますし、当面は来客用の駐車スペースとしても利用できますね。広めの屋根スペースで、雨の振り込みも防ぐことができます。
1台分大きくするスペースはないという場合は、ハーフサイズ延長できるカーポートもありますよ。
カーポートの設置もしたいとお考えの方は、自転車用にワンサイズ大きく設定しておくのもおすすめです。
こちらも、自転車を使わなくなっても活用ができるアイディア。
お庭のテラス屋根を広めにとって、雨の日は自転車もおけるようなスペースを作る方法もあります。
床面をコンクリートやタイルにしておけば、水たまりになったり泥汚れも防げます。
物干し竿掛けを設置しておけば、雨に濡れたカッパなどを干すこともできて便利ですね!
最近は建物の景観にマッチするような、デザイン性の優れたサイクルポートもあります。
余計な装飾のない、シンプルなデザインが人気のLIXIL カーポートSC。
自転車用にSCミニという商品も発売されています。
デザインはもちろんですが、屋根もアルミでできているので、下から見上げた時に落ち葉や汚れが目立たないのもメリットです。
こちらは木目調ですが、アルミ製なので塗り替えなどのお手入れも不要です。
鍵がかけられるように、足元に横材を設置しておくのも防犯になって安心ですね。
お仕事や部活など、帰りが遅くなることもありますよね。そんな時、照明が付いていたら便利。タイマーや人感センサーも一緒に設置しておけば、自動点灯・消灯してくれますよ。
自転車用など、用途を限定せずに考えると、将来的にも無駄なく利用できるスペースになります。
雨の日も心配せずに自転車を置けるスペースづくり、皆さんも考えてみませんか?