グランド工房

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2022/02/18 / 外構

駐車場のコストを抑える4つの方法

駐車場のコストを抑える4つの方法

外構工事において、最もコストがかかる場所の一つが駐車場です。
今は車は一つの家族に2台、3台あることも珍しくありません。
車が増えれば駐車場も広くなり、外構工事の費用もどんどん膨らみます。

そんな現代のお家に、必要不可欠な駐車場をなるべくコストをかけずに作るにはどうしたら良いのでしょうか?

駐車場といえば、コンクリートが一般的です。
今回は、コンクリートを使って駐車場を作るときに『おしゃれな仕上がりでコストを抑える方法』をご紹介します。

1.おしゃれな仕上がりでコストを抑える方法
その① 駐車場の手前(道路側)にデザインを入れる。

駐車場の手前(道路側)にデザインを入れる

駐車場一面が真っ白なコンクリートだけではどこか味気ない…
だけど駐車場一面にレンガや石を敷き詰めると費用がもっとかかってしまいます。
しかも、お金をかけてレンガや石をたくさん使っても、
駐車場に車が止まると残念ながらほとんど車に隠れてしまいます。

そこで、駐車場の手前のみにレンガや石を敷くデザインをオススメします。

手前の位置にする理由は、
・車が止まっていても見える(車で隠れない)
・道路に近い場所なので、人の目に入りやすい

からです。

人に一番見てもらえる場所に必要な分だけ特別な素材を使うので、
おしゃれな駐車場を費用も最小限に抑えることができます。

また、手前ではなくアプローチとして人が歩く部分のみにするのもオススメです。

1.おしゃれな仕上がりでコストを抑える方法
その② 駐車場に必須な目地でデザインを工夫する

コンクリートは広い面積に打つ場合は目地を入れなければいけません。
目地は、コンクリートの伸縮による表面のヒビ割れを防ぐ大切な役割があります。
駐車場が車1台分の広さの場合でも最低1ヶ所は欲しいところです。

そんな駐車場にはなくてはならない目地を使ってデザインすると安くおしゃれにすることができます。

 

目地を石やレンガにする

目地を石やレンガにする

高価な素材でも目地の部分のみにしておけばコストは抑えられます。

 

伸縮目地(エキスパンタイ)のラインでデザインする

伸縮目地(エキスパンタイ)のラインでデザインする

エキスパンタイという、黒いゴムのような目地材があります。
そのエキスパンタイは目地を作る素材の中で、一般的で費用も抑えた材料です。
それをラインのデザインとして使うと、シンプルでスッキリした印象のおしゃれな駐車場にできます。

 

目地の入れ方を工夫する

目地の入れ方を工夫する

目地を一直線ではなく、曲線を描くようにしたり、ランダムな形を作ったりして個性的な駐車場を作ることができます。

目地の入れ方を工夫する

また、目地はレンガ目地・石目地・砂利目地・草目地(芝やタマリュウ)・伸縮目地(エキスパンタイ)といった素材があり、それらをいくつか組み合わせて作る目地もかっこいいです。

 

1.おしゃれな仕上がりでコストを抑える方法
その③ タイヤが乗る部分のみコンクリート

タイヤが乗る部分のみコンクリート

費用がかかるコンクリートの面積を最小限にしてコストカットする方法です。
コンクリート以外の場所は砂利や芝生で仕上げます。
コンクリートと他の素材とのコントラストが綺麗な駐車場にすることができます。

1.おしゃれな仕上がりでコストを抑える方法
その④ メインの駐車場のみコンクリート、その他は砕石で仕上げる

メインの駐車場のみコンクリート、その他は砕石で仕上げる

来客用や予備のために複数台用の駐車場がある場合は日常的に使用するメインの部分のみにコンクリートを打ち、その他は砕石敷きでコストカットをします。
初めは砕石にしておいて、後々コンクリートを打つことも可能です。

2.もっと費用を抑えるには?

安く駐車場が作れる素材その① 全面を砕石敷きにする

安く駐車場が作れる素材 全面を砕石敷きにする

駐車場を一番安くできる素材は砕石敷きです。ですので駐車場全てを砕石敷きにすることで、費用はかなり変わってきます。

注意点としては、砕石が道路に散らばったりして掃除の手間がかかったり、
車の出し入れを繰り返すと車の重みで砕石が沈み、地面はガタガタになり水たまりもできやすくなります。
これを解消するには、施工の際にしっかり転圧を行うことが大切です。
また使用する中で、地面が沈んでくるたびに砕石を足すなどのメンテナンスが必要です。

 

安く駐車場が作れる素材その② アスファルト

安く駐車場が作れる素材 アスファルト

アスファルトはクッション性があって歩きやすい素材です。
コンクリートに比べると一般的に単価が安く、工期も短いです。

しかし、アスファルトは広い面積に施工するのに適している素材なので、レストランやコンビニなどの広い駐車場や道路に使うことが多いです。
一般家庭の駐車場の場合、広さによっては割高になってしまうこともあります。

また、夏は熱を吸収して高温になりやすい、
コンクリートよりも耐久性は劣りタイヤ跡が付きやすい、ヒビ割れが出やすいというデメリットもあります。

3.まとめ

駐車場のコストを抑える4つの方法
駐車場のコストを抑える4つの方法

駐車場はその広さゆえにどうしてもお金はかかります。
しかし、現状必要ではない部分はカットして効率よく作ることはできます。
コストカットできた分は外構の門まわりの表札やポスト照明などのオプションを充実させたり、毎日歩くアプローチをおしゃれに仕上げたりなど、足し引きで満足度の高いマイホームを作りましょう。

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