憧れのマイホームを建ててしばらく経つとお家の庭が意外と活用できていなかったり、使っていても何かに不便を感じたりすることに気付くことがあります。
そんな悩みを改善するために思い切ってお庭の工事をした方々からの、「もっと早くやっておけばよかった」と言われる工事BEST3を紹介します。
第1位…水はけ対策
お庭がうまく使えない原因に水はけの悪さが関係していることが多くあります。
水はけの悪いお庭のデメリット
・雨が降ると水たまりができ、乾きにくい
・雑草が生えやすい
・芝生が根腐れをして枯れる
・庭に苔が生える(見た目が悪く、滑りやすい、取りにくい)
水はけが悪い原因の多くは2パターン
1つは土の透水性です。
お庭が赤土や粘土質の土の場合は土そのものの透水性が低く、地面に水が浸透しにくくなります。
このような土質の土地は珍しくなく、新興住宅地などでもあり得ます。
もう一つは地面の勾配です。
当たり前ですが、水は高いところから低いところへ流れます。
これはお庭でも同じで、お庭の地面が平らで勾配が取れていないとその場に雨水などが停留して水たまりのようになってしまいます。
お庭の水はけ対策
第2位…雨よけ・日よけ
雨よけ・日よけのないお庭のデメリット
・雨の日にお庭が使えない
・雨の日に洗濯物が干せない
(室内干しは場所によっては邪魔になったり、乾きにくく室内の湿気や嫌な匂いの原因に)
・直射日光で西日や夏の日差しが暑い
・家具や床が日焼けで変色する
・エアコン効率が悪くなる
日常の悩みに直結するようなデメリットが多くあります。
雨よけ・日よけ対策
第3位…デッキ・タイルテラスを作る
デッキやタイルテラスはお庭を持つ人の憧れですよね。
一見、おしゃれやガーデニングを楽しむための贅沢品のように思う方も多いですが、実は毎日の生活に関わる実用的な面も大きいです。
デッキ・タイルテラスのメリット
通常、室内の床とお庭には40~50センチ程度の段差があります。
この大きな段差は、室内からお庭への出入りの大きな障害となります。
ウッドデッキやタイルテラスがあれば、この室内とお庭との段差をなくすことができるのでお庭への出入りが楽になります。
たくさんの洗濯物や大きな布団を抱えて大きな段差を降りるのは大変ですが、
段差がなければとってもスムーズに家事もこなせます。
初めての一軒家を建てる場合は意外とイメージしにくい部分ですが、室内とお庭の段差があるのとないのとは便利さが大違いです。
デッキやテラスのおかげで気軽にお庭に出やすくなり、毎日のプチストレスを解消できたという声は多く聞こえます。
まとめ
住む前まではイメージしにくいですが、住んでみると意外と「あれ?」と思うことが出てくるのはよくあることです。
素敵なガーデンライフを送るには、まず実用的なお悩みを解消することが第一歩です。
不便なところは早めに改善をして、お庭を有効活用しましょう。