2021/02/01 / 住まいの雑学
台風が来る前に準備しておきたいこと。お庭編
ある時期には頻発したり、お住まいの地域によっては大きな被害も出てしまう台風。
お家だけでなく、むしろお庭は特にそのダメージを受けやすいです。
せっかくのテラスやシンボルツリー、ファニチャーなどが壊れたり、傷ついたりすると悲しいですよね。
そこで、今回は台風が来るときにぜひ行っていただきたいことについてお伝えします。
オーニング・日除けは、出したままにしてしまうと、折れたり、破れたりと破損の原因になってしまいます。
破損しないよう、しっかりとたたんで、収納しておましょう。強い風の衝撃からも守ることができます。さらに、ロープ等の固い紐状のもので、ぐるぐると縛ると効果大です。
ガーデンルームやサンルームも、雨風が入ってきて中が荒れてしまったりすると、家具などの劣化の原因になることも。また、万が一モノが飛ばされて来たりするととても危険です。扉は全て、しっかりと閉めましょう!
扉のロックは確実に掛けましょう。ロックがしっかりと掛かっていないと、何らかの衝撃で開いてしまう可能性もあります。折り戸が一部だけ開いたりしていませんか?鍵もきちんと閉めてくださいね。
物干し竿を降ろして避難させることはもちろんですが、着脱機能付きの竿掛けを取り付けてる場合はこちらも外しておきましょう。
小さな雑貨は屋内に移動したり、ファニチャーは風で倒れないようにあらかじめ倒しておいたり、風の当たりにくい所へまとめて置きましょう。
雑貨やファニチャーは風で飛んでいくと、壊れて悲しい思いをするだけでなく、お家の外壁や人に当たったりすると二次災害になりかねません。
植物は台風のダメージをもろに受けます。以下の3つは特に気を付ける必要があり、怠ってしまうと大切な草花や樹木、家庭菜園のお野菜などがダメになってしまいます。中でも、樹木やシンボルツリーは枝が折れて、飛ばされると危険なものです。
・小さな鉢植えやハンギングは飛んで行かないように風の当たらない場所や屋内に移動する。
・まだ植えて間もない背の高い樹木などは、しっかり支柱をする。
・収穫できる野菜があるなら今のうちに!台風にさらわれてしまうかもしれません
コニファーやミモザ、ユーカリなどの成長速度が速く、葉の茂った樹木は強風の影響を受けやすく、枝が折れたり傾いてしまうことがあります。定期的な剪定で風通しを良くしたり、成長に合わせて支柱し直したりすることが強風対策になります。定期的な剪定をしていない場合は、台風の前に枝を切り落としておくことで枝折れや倒木を事前に防ぐことができます。
様々な被害を起こす台風。もちろん、これですべての被害を防ぐのは難しいかもしれませんが、対策は確実にしておくことがベストです。何ともなかったとまではいかなくても、被害を最小限に抑えることができます。
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