2019/11/12 / 外構
満足のいく外構工事をするための5つのポイント

家づくりの最後を飾るのが“外構”。完成後に「雰囲気がしっくりこない」「使い勝手が悪い…」と後悔したくないですよね。
でも業者選びやプラン相談は、どこから手を付ければいいか分からず不安になる方も多いはず。
今回は、プロの視点から、外構工事を成功に導く5つのポイントをわかりやすくご紹介します。読めば、安心して「理想の外構」づくりができるようになりますよ!
外構やお庭を考えるとき、どのようなデザインにするかは最も重要です。デザインを考える私たちも楽しみの一つです。
でも、忘れないでください。そこには生活スペースという側面もあります。
あなたや家族の生活スタイル、そこから必要となる機能性をうまくデザインに織り込む必要があります。どうすれば機能性をしっかり考慮したプランができるのか?そこには生活スペースという側面があるのです。
少し細かくなりますが・・・
🗹 夫婦共働きで日中は不在にしている
🗹 小さな子どもがいる
🗹 高齢者が同居している、もしくはその予定がある
🗹 駐車スペースは何台分必要か
🗹 予算を含め、どの項目を優先させたいか
などなど。
ほんの一例にすぎませんが、これらのことを知って計画を立てるのと知らずに立てるのは当然プランが変わってきます。
2.設計者(プランナー)との相性がカギ
先ほど挙げた案を、見ず知らずの営業マンにペラペラ話すのはすこし気が引けますよね。
設計者(プランナー)のコミュニケーションが大変重要になってきます。気軽にあなたの夢・思いを伝えられる担当者でないといけません。
優れた設計者はご要望の聞き取りが優れている。これは経験・実績などはほとんど関係ありません。いかにあなたの立場になって、考えられるか?という姿勢が重要になってきます。
あなたの「この担当者は話しやすい!相談しやすい!」の感覚を大切にしてください。
3.「この感じ悪くないよね」程度でOK
冒頭でもお伝えしましたが、お客様の 好み をプランに入れることはとっても重要です。簡単なものだと和モダン・南欧風・ナチュラル風とか、そういったキーワードです。
住宅と同じように様々なスタイルがあります。外構やお庭は、住宅以外にあなたの好みや思いを表現できる場です。雑誌や施工例集をパラパラめくって、今ではインスタグラムなどのSNSでもちょっと検索しただけでずらっとでてきます。
そんななかから「この感じ悪くない」と思うものを選ぶのです。
ただそこで注意してほしいこと。
「私の家はこんなに立派じゃない」
「こんなに予算もかけられない」 と思わないでください。
ただ、感覚的に選んでみてください。感性のあるプランナーであればあなたの好みをしっかり汲み取ってくれます。
4.共通の仕様書や標準施工図集があるか
住宅は建築基準法に基づき工事を行います。
基準法を遵守することは最低限として自社で施工基準を設けているところもあります。新築時は役所へ建築の申請を行い、完了時には申請通りできているかを外部の人間が検査します。
「外構に関してはどうでしょうか?」
外構工事に適用される法律はありません。一部、建築基準法に含まれる部分もありますが、基本的には、申請も検査も必要なく、完全に業者任せというのが実情。
土木・左官・造園・電気・金物など数多くの職種が必要です。実際に現場で作業する職人さんを統括して管理することが業者の立場です。職人さんにまかせっきりで、各々好き勝手造ることには当然問題がありますよね。
たとえば、ブロックの中に入れる鉄筋においても40cm間隔であったり、80cm感覚であったりと品質にバラつきがあったり。
どの職人さんが作業しても
同じ品質をお客様にお渡しするのがあたりまえ
しっかり考えている業者であれば、共通の仕様書や標準施工図集を自社で取りまとめ、職人教育をしているはずです。
5.保証体制がしっかりしているか
住宅は、住宅品質確保促進法という法律で一定の保証が定められています。外構に関してはまだまだ遅れており、実際は保証についても
しっかりと定めていない業者が多い現状・・・
「大丈夫です、しっかりやりますから」
「なんかあったら言ってください、すぐ対応します」
といった言葉約束ではなく、しっかり書面で保証書をもらいましょう。
6.まとめ
どの業者のどんなところがいいのか どこが良くないのか
ということはなかなか誰も教えてくれません。どうやって判断したらいいのか素人には非常に困難です。判断基準となる情報が少なすぎるのがいけませんよね。
1. まずは、あなたの「夢・思い」を伝える。
2.設計者(プランナー)との相性がカギ
3.「この感じ悪くないよね」程度でOK
4.共通の仕様書や標準施工図集があるか
5.保障体制がしっかりしているか
少しでもその情報収集にお役に立てれば。という思いで書きました。
外構に不安がある方は、ぜひこのチェックリストをもとに、快適な外構・お庭づくりを実現いただけますように。
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