2020/07/21 / 樹木・植物・メンテナンス
カーポートやテラス屋根の掃除をしよう!おすすめのタイミングはいつ?
カーポートや、テラス屋根、ガーデンルームの屋根材に多く使われている透明や半透明(すりガラス調)のポリカーボネート屋根。
普段から雨風にさらされているものなので、空気中のチリやホコリ、黄砂、時には鳥のフンや虫の死骸などで結構汚れてしまうのが現実です。
汚れたまま何年も放置すると、屋根の透明性が失われてしまい、お庭や室内が暗くなってしまったり、見た目も悪くなってしまったりします。
そのため、ガーデンルーム・テラス屋根・カーポートの屋根も定期的にお掃除をしてあげましょう。
①表面のホコリや砂などの汚れを落とす
…ホースで水をかけるか、しっかり濡らした柔らかい布やスポンジで表面の汚れを落とします。
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②水拭きで落ちない場合は薄めた中性洗剤で軽く洗い流す
…この時の洗剤の濃度は、ペットボトルのキャップ1杯弱くらいの中性洗剤を500mlのペットボトルいっぱいの水に溶かす程度です。
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③洗剤が残らないように水洗いする
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④乾いた布で十分に水分を拭き取る
※①で綺麗に汚れがとれれば、②③の作業は省いてもOK!
その1.硬いブラシでゴシゴシするのはNG!
ポリカーボネートは表面にキズが付きやすく、また、キズがついてしまうと結構目立ちます。必ず柔らかい布やスポンジを使いましょう。オススメは洗車用のスポンジです。
窓掃除用の長い柄がついたスポンジや水切りを使うと、屋根の上の手が届きにくい場所も掃除がしやすいですよ。
その2.洗剤は中性洗剤を使う!
シンナー、ベンジンなどの有機溶剤を含む、殺虫剤やガラスクリーナーはポリカーボネートの変色・破損・劣化の原因となるので使わないでください。
また、光触媒コーティングがしてあるポリカ屋根(例:LIXIL 熱線吸収アクアポリカパネル)は光触媒コートを傷める可能性があるので、中性洗剤も使わず、ホースによる散水や水拭き程度にしておきましょう。
その3.高所作業は無理をしないで!
屋根の上の掃除なので、無理な体勢や危険な状態でのお手入れは避けてください。
可能な場合は2階のベランダから散水したり、安定した脚立を正しく使用するなどし、2人以上で作業するなど、くれぐれも安全第一で作業しましょう。
しっかりと大掃除したい時には、専門業者にお願いすることをおすすめします。
オススメのタイミングは、ズバリたくさん雨が降った日の翌日です!
快晴の日は湿度が低く、屋根についた汚れも乾燥して固まってしまい、落ちにくくなっています。
雨が降った翌日だと、雨によってある程度の汚れが浮き上がって取れやすくなっていたり、流れていたりするので、汚れも落としやすくなっています。
特に曇りの日だと適度な湿度がありよりオススメですよ。
屋根掃除によって屋根の汚れがキレイになった後、可能なら雨トイのお掃除にも取りかかれると良いですね。(屋根の汚れが次は雨トイに溜まっていきますので…)
雨トイのお掃除方法についてはこちらを参考にしてみてください♪
≪≪「カーポートやテラス屋根、雨樋のお手入れを楽にするおすすめオプション」
定期的なメンテナンスをきちんとすることで、エクステリアはキレイに長く使うことができます。
エクステリアの効果や耐久性もキープできることもあるので、できれば年に1~2回はお掃除にチャレンジしてみましょう!