2020/05/21 / 外構
戸建住宅でも需要増加中!宅配ボックスとは?
近年、ネットショッピングを利用する方が増えたり、共働き世帯が増えたりしていることで需要がぐんぐん伸びているのが宅配ボックスです。
宅配ボックスとは、郵便物が届いた時に不在でも荷物を受け取ることができるボックスのことです。
マンションやアパートなどの集合住宅ではすでに多く見られる宅配ボックスですが、最近は戸建住宅でも宅配ボックスを設置して便利な毎日を送っている方が増えています。
その① ネットショッピング好きの方
ネットショッピングをよくする方は購入した商品を受け取るたびに在宅しておくのはなかなか大変ですよね。せっかく買い物をネットで効率よくできたのであれば、受け取りの手間も最大限に省いてしまいましょう!宅配ボックスがあれば24時間いつでも荷物が受け取れるので、わざわざ受け取り日時を指定したり、荷物が届くのを待つ必要もありません。
その② 夫婦共働きのご家庭
家を留守にする時間が多くなってしまう共働き世帯の方々。
仕事から疲れて帰ってきた時にポストに入っている不在票を見てため息をついたことがある方も多いのではないでしょうか?
仕事や家庭のスケジュールを確認して再配達の申し込み、そして指定した日時に自宅で届くのを待つ…なかなか面倒に感じてしまいますよね。
その③ 高齢のご夫婦
近頃、詐欺や悪質な勧誘などが多くて見知らぬ人が玄関先まで入ってくるのが不安に感じることも多くなっています。
特にご高齢の方を狙った犯罪が多いので、宅配ボックスで荷物を受け取るようにすれば、そのような犯罪などに巻き込まれてしまう危険も減らすことができます。
また、足腰が弱くなってしまってインターホンが鳴ってもすぐに対応できない場合も宅配ボックスが役に立ちます。
その④ 小さなお子様がいるご家庭
家事や育児で手が離せない時も多いですよね。
そろそろ寝るかな~と思っていたところにインターホンが鳴り響いて赤ちゃんが起きてしまった…というようなトラブルも回避できます。
・防犯。
荷物盗難防止のための鍵は、ダイヤル式のものやシリンダー錠を使って開け閉めするもの、電子錠タイプなど様々です。最新式の宅配ボックスはスマホで遠隔操作によって施錠や受け取り確認などができるものもあります。
・印鑑が押せる。
ほとんどの荷物は宅配時に印鑑による受け取り確認が必要です。ボックス内に簡易的に印鑑を入れておけるものや、ボックスの本体に押印機能がついたものもあります。印鑑の盗難といった防犯面が心配な方は押印機能付きの宅配ボックスを選びましょう。
・大きさ・タイプはさまざま。
ひとことに宅配ボックスといっても、サイズは小さいなものから大きなものまでとても幅広くあります。また、設置方法も据え置き型やポールで建てるタイプ、壁掛け・壁埋め込みタイプなどさまざまです。受け取る荷物の大きさと設置する場所にあったサイズ・タイプを選びましょう。
宅配ボックスがあるのに、配達業者さんが入れてくれない…ということも時にはあるようです。
そのような事態を避けるためには、荷物を発送する時やネットショッピングで届け先住所を入力する時に、住所欄の最後に「宅配ボックスでの受取希望」と明記していればOKです。
また、
宅配ボックスがどこにあるかわからない、
宅配ボックスのデザインによってはどれが宅配ボックスかわからない、
表札がないため届け先が特定できない、
等の理由で、荷物を持ち帰られてしまうような時もあります。
そんな場合は住所欄や送り状の備考欄に宅配ボックスの場所や特徴を書いておくといいですよ。
・着払い、代引きなどの支払いの必要なもの
・クール便や生鮮食品
・宅配ボックス内に入りきれない大きさの荷物
・本人による受け取りが必要な書留
以上のものは宅配ボックスでは受け取れないので注意が必要です。
入浴中、料理中、電話中、何かに夢中な時、パジャマやすっぴんで人に会いたくない時など、なんのストレスもなく荷物を受け取ることができる宅配ボックス。
先にオススメの人をピックアップしましたが、結局誰が使っても大活躍間違いなしですね。また、宅配業界の中では宅配員の負担増が問題になっており、「再配達有料化」の検討も勧められているのだそうです。
無駄なコストやストレスを軽減するために、これからはどのご家庭でも宅配ボックスが欠かせないアイテムとなりそうな予感がします。